【シュゴリラくん日本酒レビュー 6本目】「風の森 雄町 807」モダンフルーティー代表!

奈良の日本酒「風の森 雄町 807」 日本酒
奈良の日本酒「風の森 雄町 807」

このブログでも、いつか記事にしようと思っていた銘柄、そのひとつが「風の森」です!
風の森は、酒屋でも比較的見かける銘柄だと思いますが、そのクオリティの高さに驚く人も多いのではないでしょうか?!

今回記事にするのは、その風の森シリーズの中の「風の森 雄町 807」になります。

このラベル名の「807」が、風の森特有のナンバリングになっており、このことについても味や香りのレビューに合わせて、解説したいと思います。

この記事がおすすめの人

  • 「風の森」という銘柄が気になっていたひと
  • 甘口の比較的モダンな日本酒が好きなひと
  • 「日本酒は苦手」といったイメージを持っているひと

私としては、コストパフォーマンスにも優れた銘柄だと思っており、味の面でも、大好きな銘柄なので、この機会にぜひ知ってもらえればと思います!


風の森 雄町 807とは

風の森 雄町 807は、奈良県の油長酒造が醸す、現代的な日本酒のトレンドを牽引する人気銘柄「風の森」シリーズの1本です。
濾過や火入れを一切行わない「無濾過無加水生酒」として出荷され、そのフレッシュさと微炭酸(ガス感)が最大の特徴です。

基本情報(スペックはこちら)

製造元油長酒造
特定名称純米酒
原料米雄町
アルコール度16度
精米歩合80%
特徴無濾過無加水生酒、開栓注意

風の森シリーズのナンバリングについて

瓶の首のところにかけてあるラベルやラベル名に表示されている、「807」が、風の森特有のナンバリングになります。
商品の識別番号のようなものですが、精米歩合と使用酵母の号数を合わせたものになります。

80%精米 + 7号酵母 = 807表記

という形です。風の森には、他にも、「657」「507」があります。
このナンバリングで、精米歩合と酵母の掛け合わせが、わかるようになっています。

【シュゴリラくんレビュー】バナナ感強め! はっきりとしたフルーティーな香りと甘み!

香り:まるでバナナのようなフルーティーな香り

風の森の7号酵母を使用した日本酒(ナンバリングで最後が「7」のもの)の特徴として、はっきりとしたバナナのような香りがします。この「風の森 雄町 807」も口に含んだ時に、バナナのような香りが広がりました。
開栓2日後には、さらにバナナの雰囲気を強く感じる様になり、それ以降は、すこしずつ香りが落ち着いていくように感じました。
生酒ならではの変化も楽しむことができる1本だと思いますが、開栓後は、早めに飲まれることをおすすめしたいです。

味わい:比較的甘口な味わいと酸味と後味のかすかな苦味

口に含んむと、まずは甘味を感じ、酸味は目立たず、最後にわずかに苦味を感じる味わいに感じました。最近は、この苦味が、日本酒のキレを作りだす大事な余韻なのかなと思ってきました。

そして、開けたてならではのガス感がいいですね!
「風の森」は、超硬水を仕込み水として使っており、これがガス感が強くしていると言われています。ガス感は、何日も持つものではないので、家で日本酒を楽しむ醍醐味みたいなものかと個人的には思います。

それか、居酒屋で開けたてのものを狙うか(笑)

まとめ:手に入りやすく、モダンフルーティーの日本酒代表のような銘柄

風の森」シリーズは、モダンフルーティー系の日本酒代表のような銘柄であると私は思っています。
「日本酒が苦手」とか、「日本酒は、なにを飲んだらいいのかわからない」という人には、まずはこれを!とおすすめしたい日本酒のひとつですね。


今回も、素晴らしい日本酒に出会えました。
日本の杜氏さんたちに、心からのリスペクト! ウホッ♪

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